君が消えた六月三十一日

さばかんで
しょうかん

さばかんで
しょうかん

さばかんで
しょうかん

さばかん！さばかん

るまんど
るまんど

いおり！F？
F？F？F？

PH！

いおり！
いおり！PH！F！

いおり　ろーま　F

さばかん
なでる
さばかん
なでる

いおり　めーる
いおり　めーる
めーる　こない
めーる　こない

・・・・・・・・・・・・・・・！

「剣崎。今はなにかに嵌ってないの？」

めーるあっぷ
さばかん

「ちょっ！　サバチー！　なに勝手にメールをアップしてるんだよ！　タバサからのメールだろが！　このタイミングで……あ、もちろん嵌ってるよ。いつでも元気に倍プッシュ。法事？」

ろぐあっぷ
さばかん

「らしきものにも行ってきたよ。ってサバチー！　もしかして、他人からのメールまでアップして、鯖缶を稼ぐつもりか！　サバチー。何個鯖缶もらってきた？　いや、ルマンドを何個」

ろぐあっぷ
さばかん

「寄付してもらった？　……あ？　五十九袋？　ちょっ！　みなさん、サバチー召喚しすぎ。生きてますか！　死んでませんか！　死んでたら返信できませんが、聞きたくなるのですよ。わか」

ろぐあっぷ
さばかん

「消防の方、突然死増えてませんかー！　当方責任負いませんが！　みなさん自重……なにぃ！　触らせてくれたら鯖缶二倍もらえるからって、触らせただと！　絶対に心不全おこして…」

ろぐあっぷ
さばかん

「さーばーちー。裏側は見せてないだろうな……裏側ってどこって……そうだよな、サバチー。どこが自分の裏なのか知らないもんな。皆さん、命と引き替えにサバチーを触るの」

ろぐあっぷ
さばかん

「はお止めください！　サバチーが鯖缶を稼ぐために私信をアップそうなので、ここで少し稼がせておくか。現在私は太平洋を目指しております。実は茂さんが赴任した戦艦はあか」

ろぐあっぷ
さばかん

「ぎと全く同じなのですが、公式記録には残っておりません。影の艦隊？　とでもいうの？　信じる信じないはお任せします。ここにいる私もあまり信用しておりませんが。で、太平」

ろぐあっぷ
さばかん

「洋に居るということで、目指しているのですが、これがまた……。サバチーを呼び出して太平洋まで連れていってもらえば？　言われそうですが、サバチーは座標軸が大雑把です」

ろぐあっぷ
さばかん

「あの広い太平洋で、公式記録がなく、残された僅かな手掛かりから推察するしかないような場所……間違い無く、太平洋のど真ん中に放置されて、当人”さばかん！”って帰る」

ろぐあっぷ
さばかん

「サバチーとはそういう生き物なのですよ……生き物かどうか分かりませんが。というわけで、二宮医師が情報を分析し、目的地を目指しております。私？　私はなにもしてませんよ」

ろぐあっぷ
さばかん

「まあ、精々、缶詰を期待しているくらいかなあ。潜水艦乗りが書いた本で缶詰がどうのこうのというのを読んだことがあるので、ちょっと食べてみたいなって。半世紀以上遡っ」

ろぐあっぷ
さばかん

「ても食い物にしか興味がないのか！　言われそうですが。実際そのくらいしか。この時代が好きな人にはたまらないのかもしれませんが。私がこの時代で一方的ながら知っている」

ろぐあっぷ
さばかん

「人と言えば空の魔王、あるいはソ連人民最大の敵ルーデルくらいのもんでして。そうそう、水没都市編で登場したブエノスアイレスから来た男ですが、彼のお祖父さんはルーデ」

ろぐあっぷ
さばかん

「ルの薫陶受けてフォークランド紛争を戦った人だそうです。身近にルーデルと直接会った人がいるなんて、びっくりです。ちなみに今、あの頃のドイツにいます。プロイセン近」

ろぐあっぷ
さばかん

「辺にいます。前にも書きましたが、二宮医師はこっちのオカルト好きさん達と一緒に研究していたので、ここら辺に詳しいとのこと。ここからソヴィエト連邦をどうにかして抜

ろぐあっぷ
さばかん

「けて、太平洋を目指すそうです。最初から日本側じゃ駄目なのかよ？　聞いたところ、駄目でした。私が当時の日本人女性にしては大きすぎるとのこと。いや、二宮医師もでかい」

ろぐあっぷ
さばかん

「んですが。でも女がデカイのは目立ち過ぎるとのことで。だからデカイ女がいるドイツに……でも私、ロシア嫌いなんですよね。いや、実はさ、以前ロシアで殺されかけてさあ」

ろぐあっぷ
さばかん

「以来ロシア、嫌いなんですよ。ナターリアは好きですけどね。……で、なんかマズイ気がする。あれだ、ルーデルの言葉を借りると”イワンめ、また新型を作ったか！”やば……」

いおりー
いおりー

いおり　また　しんだ
いおり　また　しんだ

いおり　また　ころされた
いおり　また　ころされた

めーる　こない
いおり　しんだら

めーる　こない
いおり　しんだら

るまんど　たべられない
さばかん　さばかん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・！

さばちー　また　いおり　いきかえらせる！
いおりだめっていったけど
さばちー　いきかえらせる！
さばかん！さばかん！るまんど！さばかん！

いおりー　いおりー

PH